2009年01月12日
雑草ともお付き合い
草取りアイテムを紹介してしておいて、今さらですが、わが農園は それでも雑草だらけなのです。いろいろな道具を駆使して、草取りに精を出しても、自然の生命力には 所詮かないません。
農業を始めた頃は、雑草一本ない、整然と作物の並んだ畑が当たり前・・・草だらけでは恥ずかしいと思って、勝てるはずのない闘いに、エネルギーを費やしていました。

野菜作り26年目の今は、雑草のない畑なんて寂しくて、考えられません!
草取りは、野菜たちの初期成育を 助けるためにする と思うことにしています。よく見ると、全部の雑草が 野菜の生育の邪魔をしているわけではないようです。夏は日陰をつくり、乾燥時期には水分を保ち、お互いに助け合っている様にみえます。
野菜と雑草の陣取り合戦・・・野菜が負けないように、草取りでコントロール。手抜きをすると、調子に乗るので 用心、用心・・・。
農業を始めた頃は、雑草一本ない、整然と作物の並んだ畑が当たり前・・・草だらけでは恥ずかしいと思って、勝てるはずのない闘いに、エネルギーを費やしていました。
野菜作り26年目の今は、雑草のない畑なんて寂しくて、考えられません!
草取りは、野菜たちの初期成育を 助けるためにする と思うことにしています。よく見ると、全部の雑草が 野菜の生育の邪魔をしているわけではないようです。夏は日陰をつくり、乾燥時期には水分を保ち、お互いに助け合っている様にみえます。
野菜と雑草の陣取り合戦・・・野菜が負けないように、草取りでコントロール。手抜きをすると、調子に乗るので 用心、用心・・・。
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00:27
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2009年01月09日
くさとりアイテム その2
草けずり・・・ホームセンターなどでよく見かける、お手ごろな値段のアイテム。あまりに ありふれた存在なので、ずっと気が付かなかった。
初めての出会いは、去年の春。軽い気持ちで付き合うことに。
ところが、畑で使ってみて 仕事のはかどる事に驚きました。少ない力で、効率よく 芽の出たばかりの雑草を 削る事ができました。なんで、今まで気が付かなかったのだろう・・・少し 人生損した気分。

人参の間 ほうれん草や菜っ葉の間、じゃがいもの畝など、色々な所で使えます。
その後、夫は 田の草取りに持ってゆくようになりました。田んぼでも働き者のカレです。 今年も出番が近づいてます。
初めての出会いは、去年の春。軽い気持ちで付き合うことに。
ところが、畑で使ってみて 仕事のはかどる事に驚きました。少ない力で、効率よく 芽の出たばかりの雑草を 削る事ができました。なんで、今まで気が付かなかったのだろう・・・少し 人生損した気分。
人参の間 ほうれん草や菜っ葉の間、じゃがいもの畝など、色々な所で使えます。
その後、夫は 田の草取りに持ってゆくようになりました。田んぼでも働き者のカレです。 今年も出番が近づいてます。
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22:47
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2009年01月08日
どうしようもない時
ブロッコリーとキャベツの収穫が、ようやく始まりです。
昨年8月中旬 播種。長雨で徒長した苗を、9月20日頃定植したものです。秋なのに高温が続き、虫たちの天下!頑張って根を張り、大きくなろうとする ブロッコリー キャベツ 白菜の苗たちに アオムシだのヨトウムシが ちらほら・・・そのうち びっしりと。 家庭菜園なら、手作業での虫取りもOKかもしれないが 中途半端な広さの わが農園。虫取りは あきらめました。
日に日に 穴だらけになる葉っぱと、まるまる太ってゆくアオムシ。
もう、どうしようもない・・・こんな時は、野菜たちに 心の中で、言います。( 信じてるからね )

他の作業に追われて しばらくほおっておいたのに、ほぼ全ての苗が生き残り、新しい葉を広げ 成長していました。 ちゃんと信じていましたから・・・
昨年8月中旬 播種。長雨で徒長した苗を、9月20日頃定植したものです。秋なのに高温が続き、虫たちの天下!頑張って根を張り、大きくなろうとする ブロッコリー キャベツ 白菜の苗たちに アオムシだのヨトウムシが ちらほら・・・そのうち びっしりと。 家庭菜園なら、手作業での虫取りもOKかもしれないが 中途半端な広さの わが農園。虫取りは あきらめました。
日に日に 穴だらけになる葉っぱと、まるまる太ってゆくアオムシ。
もう、どうしようもない・・・こんな時は、野菜たちに 心の中で、言います。( 信じてるからね )
他の作業に追われて しばらくほおっておいたのに、ほぼ全ての苗が生き残り、新しい葉を広げ 成長していました。 ちゃんと信じていましたから・・・
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22:42
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2009年01月07日
焼き過ぎました
炭焼き作業も終盤
(空気穴を塞ぐのは 何時?)と聞いて、夫に目覚まし時計を渡すと、(ちゃんと起きられるから、時計はいらん)と余裕で答える。いったん寝たら、起きるのはむずかしい。 寒いからなおさらです。
朝になって聞くと、5時半に穴を塞いだとの事。 早く見たいけれど、このまま8時間程放置。 午後2時 やっと炭との対面!一番わくわくする瞬間がきました。 あらあら・・・なんと 焼きすぎでした。

・・・つまり 焼きすぎて、炭の量が少なくなったのでした。
けれど、良い炭が出来ました。この竹炭は、堆肥に混ぜたり、ぼかし肥作りに使います。 写真右下に見えるのが竹炭塩。焼いたからと言って成分が変化するわけではないようですが、なぜか甘く感じます。
炭を出しながら、失敗の原因を、即座に6個ぐらい並あげた夫ですが、やはり目覚まし時計を使わなかったのが、最大の原因でしょう。
(空気穴を塞ぐのは 何時?)と聞いて、夫に目覚まし時計を渡すと、(ちゃんと起きられるから、時計はいらん)と余裕で答える。いったん寝たら、起きるのはむずかしい。 寒いからなおさらです。
朝になって聞くと、5時半に穴を塞いだとの事。 早く見たいけれど、このまま8時間程放置。 午後2時 やっと炭との対面!一番わくわくする瞬間がきました。 あらあら・・・なんと 焼きすぎでした。
・・・つまり 焼きすぎて、炭の量が少なくなったのでした。
けれど、良い炭が出来ました。この竹炭は、堆肥に混ぜたり、ぼかし肥作りに使います。 写真右下に見えるのが竹炭塩。焼いたからと言って成分が変化するわけではないようですが、なぜか甘く感じます。
炭を出しながら、失敗の原因を、即座に6個ぐらい並あげた夫ですが、やはり目覚まし時計を使わなかったのが、最大の原因でしょう。
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00:10
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2009年01月05日
炭焼き
竹の炭焼き2日目。 点火の前に もう一仕事。どうしても 塩を焼きたいと、てんとうむし夫が、言う。竹炭塩(ちくたんえん)・・・竹筒の中に、塩を詰めて、釜で焼く。

団扇であおいだり、空気穴を調節しながら、午前9時半ごろ着火を確認。煙突から白い煙が もくもくと出てくる。その後、青煙 無煙となって、炭焼きの終了まで ほぼ一昼夜。

今回も空気穴を塞いで 炭化を止めるのは、深夜になりそうです。
さて、ちゃんと起きられるのか・・・
2日目の作業はここで終わりました。
団扇であおいだり、空気穴を調節しながら、午前9時半ごろ着火を確認。煙突から白い煙が もくもくと出てくる。その後、青煙 無煙となって、炭焼きの終了まで ほぼ一昼夜。
今回も空気穴を塞いで 炭化を止めるのは、深夜になりそうです。
さて、ちゃんと起きられるのか・・・
2日目の作業はここで終わりました。
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21:54
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2009年01月04日
アナログな人
2011年7月までは頑張ってほしかった、我が家のテレビたち。95年クン と、96年クン。しかし、昨年11月 95年クンが、ついにダウン。
予定より、2年半も早く、地デジさんを迎え入れました。おかげで紅白は、今までより ちょっと大きな画面で楽しんだ。
年も明けた 昨日のこと。
(8時から○○があるけど、ハイビジョンだからな・・・)とてんとうむし夫。
(え、見れば?) まさか・・・ 夫は今もハイビジョンは 映らないと思っていたのでした。

そんな夫が、毎年の 冬の仕事、竹の炭焼きを始めました。
まず、1日目。孟宗竹を、70センチ程に切りそろえ、ひたすら割ります。
たくさん割ったら、ドラム缶で作った、自家製炭焼き釜に、ぎっしり詰め込む。

一日目の作業は、ここで終わりました。
翌日は、いよいよ点火です。 久しぶりの炭焼き うまくいくかどうか?
予定より、2年半も早く、地デジさんを迎え入れました。おかげで紅白は、今までより ちょっと大きな画面で楽しんだ。
年も明けた 昨日のこと。
(8時から○○があるけど、ハイビジョンだからな・・・)とてんとうむし夫。
(え、見れば?) まさか・・・ 夫は今もハイビジョンは 映らないと思っていたのでした。
そんな夫が、毎年の 冬の仕事、竹の炭焼きを始めました。
まず、1日目。孟宗竹を、70センチ程に切りそろえ、ひたすら割ります。
たくさん割ったら、ドラム缶で作った、自家製炭焼き釜に、ぎっしり詰め込む。
一日目の作業は、ここで終わりました。
翌日は、いよいよ点火です。 久しぶりの炭焼き うまくいくかどうか?
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22:40
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2009年01月03日
初春のよろこび
ブログ参加10日足らずで、新しい年を迎えました。まだまだ不慣れですが、今年もよろしくおねがいします。
子供の頃は、単純にうれしかったお正月。冬休み お年玉 新しい服
家族との時間・・・

けれど、今は、また別の喜びを知りました。 春はリセットの時です。
夏の台風 秋の高温や作付けの失敗 自分たちの経験不足、技術の未熟を悔やみつつ 冬をすごし、春になれば・・・今度こそは・・・と待ち続けていると、ようやくやって来ます。春が!
(よっしゃ~ 今度は○○やってみよう) (今年は△△作るぞっ!)
それまでのモヤモヤは すっかり忘れてしまいます。
農業やっていて良かった。 またリセットです。
子供の頃は、単純にうれしかったお正月。冬休み お年玉 新しい服
家族との時間・・・
けれど、今は、また別の喜びを知りました。 春はリセットの時です。
夏の台風 秋の高温や作付けの失敗 自分たちの経験不足、技術の未熟を悔やみつつ 冬をすごし、春になれば・・・今度こそは・・・と待ち続けていると、ようやくやって来ます。春が!
(よっしゃ~ 今度は○○やってみよう) (今年は△△作るぞっ!)
それまでのモヤモヤは すっかり忘れてしまいます。
農業やっていて良かった。 またリセットです。
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21:20
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2008年12月31日
吉助 危機一髪
今日は12月31日 年が明ければ干支も牛となります。さて車でも洗おうかと、庭に出ると 突然、うちの子牛 吉助の、グゥエーッと言う苦しそうな悲鳴。(なにか悪いことが・・・)と20メートル先の牛の運動場まで、全力疾走。見れば、運動場の柵の横木に首をはさんで動けなくなっていました。母牛は心配そうに、傍をウロウロ。あわてて、てんとうむし夫に声をかけ、ノコギリ、バールをとりに40メートル疾走。どちらも役に立たず、番線切りを取りに40メートルまた走る!

ゼイゼイ言いながら横木をとめた針金を切る・・・(そんなに慌てなくても)と夫は言うけれど。やはりここは慌てなきゃ!
柵を壊して自由になった吉助、何事もなかったかのように、柵を修理する夫を見ていました。 ともあれ無事で良かった。一年の締めくくりの出来事でした。
ゼイゼイ言いながら横木をとめた針金を切る・・・(そんなに慌てなくても)と夫は言うけれど。やはりここは慌てなきゃ!
柵を壊して自由になった吉助、何事もなかったかのように、柵を修理する夫を見ていました。 ともあれ無事で良かった。一年の締めくくりの出来事でした。
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23:15
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2008年12月29日
草取りアイテム その1
当農園の主な仕事のなかに、草取りがあります。 除草剤を使わないので、畑の雑草たちも元気に伸び放題。
とくに人参は発芽、生育ともゆっくりなので、草取りをさぼれば、あとで泣くことに・・・なのでひたすら手作業で草むしり。毎日続けると右手、右腕が腫れてきて・・・(私って働き者??)と自己満足
けれどきついのは、やはりイヤ! なんとか楽で、ウマイ方法はないかと、あれこれ考えました。
そこで、これ! ガーデンウィーゼルといいます。たしかドイツ製。
もう10年ほど使っています。
人参や、葉菜の間をこれでコロコロ。楽になったな~
しかし、問題も・・・時期を失すると、雑草の上をころがるだけ。先手必勝というところです。
とくに人参は発芽、生育ともゆっくりなので、草取りをさぼれば、あとで泣くことに・・・なのでひたすら手作業で草むしり。毎日続けると右手、右腕が腫れてきて・・・(私って働き者??)と自己満足

そこで、これ! ガーデンウィーゼルといいます。たしかドイツ製。
もう10年ほど使っています。
人参や、葉菜の間をこれでコロコロ。楽になったな~
しかし、問題も・・・時期を失すると、雑草の上をころがるだけ。先手必勝というところです。
Posted by てんとうむし at
22:54
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2008年12月27日
人参収穫中です
例年より少し遅れて収穫の、我が家の人参。お客さんからは、「さくっと包丁を入れたとき、良い香りがひろがる」と言われます。「柿のように甘い」・・・そんな声を聞くと、(草取り頑張っといてよかった~)とうれしくなります。
とはいえ、お客さんに褒められるようになったのは、
今の畑に野菜を作りはじめて7年程たった頃からです。7年間なにも特別な事はしていなかったのですが・・・いや、むしろ何もしないのが良かったのかもしれません。
雑草や虫たちと、程々に仲良く付き合い続けています。
とはいえ、お客さんに褒められるようになったのは、
今の畑に野菜を作りはじめて7年程たった頃からです。7年間なにも特別な事はしていなかったのですが・・・いや、むしろ何もしないのが良かったのかもしれません。
雑草や虫たちと、程々に仲良く付き合い続けています。
Posted by てんとうむし at
22:56
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2008年12月26日
はじめまして
茶臼原台地の一角、遠くに日向灘を見渡せる高台にて、露地野菜を栽培している中高年の農家です。農薬も化学肥料も使わないので、毎年の作業は雑草や害虫との闘い・・・いや、付き合い。
そんな日常の作業の様子や、野菜たちのことなど綴っていきたいと思います。これからどうぞよろしくお願いします。

ようやく顔を見せたブロッコリー
そんな日常の作業の様子や、野菜たちのことなど綴っていきたいと思います。これからどうぞよろしくお願いします。
ようやく顔を見せたブロッコリー
Posted by てんとうむし at
22:19
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