› てんとうむしの畑 › 2011年03月

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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年03月16日

3月11日の事

3月11日 午後4時。栃木県に住む長男からの電話。
「会社の建物に ひびが入った。阪神淡路みたい・・・会社の2階は色んなものがメチャクチャで、仕事にならないから、自宅退避って事になったよ」
長男は大学生の時 徳島県で阪神淡路大震災を経験していました。何時でも物静かな息子が ちょっと慌てています。

その1時間前の3時ごろ、ラジオを聴いていた夫が「東北の方で大きな地震があったみたい」と言いながら収穫した野菜の配達に出かけて行きました。
「ふーん 震度は?」とテレビを点けてから、映し出される映像に言葉も無く ひとりで硬くなって座っていました。
こんな事が現実に? 今 必死で津波から逃げようとしている方たちと、テレビの前に座っている自分と 自宅退避になった息子と・・・皆 同じ時間を共有しているのに。。。

「停電で信号機も点いてないよ」
「大丈夫ね? ゆっくり帰ってね。着いたら電話してよ」
・・・その後電話は通じなくなり、翌日の夕方 やっと声が聞けました。

帰り道はブロック塀が倒れたり、瓦が落ちていたりしたそうです。
息子の部屋もメチャクチャで。。。
冷蔵庫の戸が開いて、中のものが飛び出し、食器棚から食器が飛び出し割れて・・・家具の配置も変わっていたそうです。そしてアパートの外壁にもひびが・・・
その夜は車の中で暖房を入れて過ごしたそうです。

朝一番に給水の列に並ぶこと4時間。それでも順番が回ってこないので諦めて帰ったそうです。
すると、帰り道の民家に「井戸水あります」の張り紙が。
「並ばなくても水がもらえたよ」
「ありがたいね~ 井戸水は助かるね~」
「みんな、優しいよ」

お店に行くと 停電中だけど開店していたそうで。床に散乱している品物の中から必要なものを探して買ってきたそうです。「ほかのお客さんも 拾って買い物してたよ。とりあえず、お店が開いてれば 飢えないけど」
ジュースとお菓子はあるけど、水とかご飯は売り切れてしまったそうです。

荷物を送ってみようと思います。


肉用部会でも支援物資を送ると連絡があったので 身の回りの品やお米などを届けてきました。
口蹄疫で たくさん励ましていただいた時の時のお返しができれば・・・  


Posted by てんとうむし at 03:39Comments(6)プライベート

2011年03月06日

参観日?

末娘の卒論発表会

卒業式まであと数週間。。。
6年間の努力の成果を見届けようと 行って来ました。一年半ぶりの鹿児島です。
これが最後の参観日?でしょうか・・・

場所は黎明館


ここで、今春卒業する皆さんの制作展と論文の発表会がありました。
彫塑 油絵 コラージュや映像、パッケージ等のデザイン・・・絵画では、製作者本人から説明を聞けて良かったです。
まだ20代前半なのに、こんなに深く物事を見て感じる事が出来るのかと感心したり焦ったり。
折角だから作品の写真を・・・やっぱり撮影禁止かも・・・撮影は止めときました。

それから美術理論 美術史と美術教育学の論文発表。
初めての時は「論文」と聞いてカチコチに身構えていたけど、今年で2回目なので、もうすっかり楽しみになっていました。 
娘でだけでなく皆さんの全力を傾けた研究の成果を腰掛たまま聞く事が出来るなんて、贅沢な一日です。

ところで私は今まで「模倣」は良くない事だと思っていましたが、今回の論文の発表を聞いて「模倣」から始まるのか~目からウロコが・・・の体験をしました。とことんマネて別のものが生まれたり。
芸術も文明も「模倣する気持ち」がなければ発展や熟成もかなり遅れたのかも・・・娘とふたり 帰り道を歩きながら考えました。

翌日は娘の案内で桜島に・・・小学校の修学旅行以来 43年ぶりです
・・・もう初めてと言っても良いですね。

フェリーの中のお店でおうどんを売っていました。
うどんを食べながら北埠頭を後にしました。
片道15分。150円。 早いし、安い! そして楽しい!




海を眺めながら 初めての足湯 



また行きたいな・・・また来よう。。。
そう思いながら 帰りの船に乗りました


たっぷり羽を伸ばして、本日(6日)帰宅しました。3日も外出してたので、夫はひとりで仕事が忙しかったようです。さ~明日からまた確定申告の準備です。






  


Posted by てんとうむし at 23:40Comments(11)プライベート