› てんとうむしの畑 › 2011年07月

スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2011年07月20日

「29万の雫」

先月の末に 十数年来の知人を亡くしました。 知り合った年月に比べ淡いお付き合いだったかも知れません。
それでも、若くして逝った人の無念さや、残されたご家族のお気持ちを思うと、体から力が抜けてぼんやりとした日々が続いていました。

 彼が代表を務める劇団から、少し前に手紙をもらっていました。
口蹄疫 ドキュメンタリーシアター「29万の雫」 取材協力のお願い・・・


文章を一部抜粋させていただきます。

『・・・私たちは宮崎で演劇をとおして表現するものとして、あの夏の出来事に、どのように向かい合って行けば良いのか、考えてきました。
そして、被害に遭われた方、様々な影響を受けた方、色々な事を感じた、宮崎の人たちの声を、舞台に乗せて発信しようと考えました。
そして、できることならば、宮崎の外にいる方に、この思いを伝えていきたいと思っています。
・・・<略>・・・しかし、口蹄疫災害に対する思いは、どんな他所のプロの劇団よりも強く持っています・・・』


深く、強く、思ってくださったのですね。
彼の美しい眉を、ずっと覚えていようと思います。

彼と一緒に芝居を作り上げていた方たちは、どうしていらっしゃるのだろう?
「がんばって」とも「がんばるな」とも言えず ただ思っています。

そして、祈っています。

  


Posted by てんとうむし at 03:15Comments(4)プライベート