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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年09月10日

おもて

昨日は(9月8日)児湯の子牛のセリでした。 本当は宮崎の成牛市に行く積もりだったのですが、時間に余裕がなかったので・・・

市場内には、入るときも出る時も、あちこちに消毒箇所が作ってありました。出場頭数も徐々に増えてきたようです。
川南町からは、口蹄疫収束後の初めての出場だったそうで、購買者と出荷者に「チリメンジャコ」のプレゼントがありました。
セリ値は、低めのようでした。かといって、購買の肥育農家の方も 牛肉の価格が随分下がっているので、厳しいと聞いています。TPPとか、原発事故とか、景気の低迷とか、色々な要因があるのでしょうか。

学ばなければならない事が、沢山あります。

セリの会場に出店が来ていました。刃物やさんと乾物屋さんでした。
刃物屋さんで、きれいなロープと


子牛用の「おもて」も、つい買ってしまいました。

・・・まだ、産まれていませんが。。。準備のしすぎ、かな。

そして、てんとうむし夫が作った「おもて」

まだまだの出来ですね~ これもまた、学んで欲しいです。

畑の人参葉も 大きくなりました。葉っぱのかき揚げはおいしいですよレストラン
  


Posted by てんとうむし at 00:27Comments(6)畑とうし

2011年06月08日

今年のトマト

今年はトマトの品種を変えてみました。
もう長い間作り続けていた品種は、酸味が効いて青臭い香りの「昔懐かしいトマト」でしたが、2年連続でネコブ線虫にやられてしまいました。  今年からは耐病性のある、スーパーでお馴染みの品種です。
線虫対策に去年はコブトリソウを植えて 鋤き込んだりしましたが、効果の方は今年のトマトに聞いてみなければ・・・。

しっかりした苗に育ち、5月中旬に雨よけハウスに定植しました。


実をつけたトマトが一株・・・


もし 今年も線虫にやられるとしたら、実をたくさん付けて樹が疲れた頃が要注意です。

台風で倒れたトウモロコシは、もう何事も無かったかのようにスックリと立って雄花を揺らしていました。


去年の作業日誌をみていたら・・・
「6月8日(火)菅内閣発足。人事で農水大臣のポストだけがなかなか決まらず。277例目~279例目」と書いてあった。ちょうど1年前です。

去年も政府や国会がゴタゴタしていたことを、改めて思い出しました。
今年もまた・・・


  


Posted by てんとうむし at 17:37Comments(6)畑とうし

2011年05月23日

初めてのひざ痛

3月4月と 体調を崩したうちの家族も、今はすっかり元気になってホッとしていたこの頃ですが・・・
なんと、自分のひざが痛くて曲げられない・・・今まで法事の時などに「足が痛くて正座ができん」と言う人生の先輩方の言葉を 思い出しました。
『寄る年波には勝てない』とはこう言う事なのでしょう。
ひざが曲がらないと 畑で働けない、牛小屋の堆肥出しもできない、長時間パソコンの前に座るのも無理。
あまりに不便なので、本気で治します。 

5月23日。。。
一年前に我が家の みみこ ふゆこ 新太が国内初の口蹄疫ワクチン接種を受けた日です。
注射はほんの一瞬。正直 実感がわきませんでした。ワクチンなのに? しかもマーカーワクチンのはずなのに? なんで殺処分なのか。
それからしばらくは、軽い目まいと吐き気がするようになりました。
忘れる事はないでしょう。思い返すとしんどくなりますが・・・

でも今は暗くならずに 震災と原発事故で被害を受けて辛い思いをしている方々のために出来そうな事を考えようと思います。たくさんの方に励まされ、支えられた1年間でしたが、何処かでその恩返しが出来ますように。

さて、畑ではトウモロコシが・・・

アナグマとの闘いに疲れたので、今年は少な目の作付けです

それから ノエンドウのサヤが

4,5日前の晴天続きの日、畑の草むらで「プツ プツ プツ」と小声でささやくような音がしてました。
あちこちから聞こえてくるささやきは、周囲のノエンドウのサヤが一斉にはじける音でした。
はじけたサヤは

クルクルとよじれます

「のえんどうと100にんのこどもたち」

福音館書店 こどものとも402号 甲斐信枝作

精一杯生きて子孫を残す、ノエンドウのお母さんの 命の再生のお話です。

雑草だけど、また来年もうちの畑で芽を出してピンクの可愛い花を付けてくれるでしょう。
この頃 野草が好きになった「ふじせら」と「はるみ」が食べてくれるはずです。






  


Posted by てんとうむし at 01:44Comments(6)畑とうし

2010年08月25日

60℃を超える

17日は54℃ 18日は58℃ 19日は温度にむらがある事に気が付いたので、切り返し。
23日には堆肥の表面を白い菌が覆い、温度も60℃を超えました。
 
カメラを近づけると湯気でレンズが曇り、うまく撮れませんでしたが だいたい63℃になっていましたチョキ

農薬を使わず、循環型農業をめざして27年。 牛を飼って19年。 
野草を中心に餌をやり、その糞から堆肥を作り続けてきました。。。

我が家の堆肥の発酵温度は、50℃以上 60℃以下を目安にしていました。
高熱での発酵は微生物が死に、堆肥の質も悪くなるので、50℃台で切り返していましたが、今回は少し高めが目標です。

それでも堆肥作り19年の意地。。。 牛たちにもすまない・・・

米ぬかを入れて ようやく目標達成です。

安心して再開できるようにと願っています。
そして、今までの事を決して忘れないように・・・
夫と息子と私で、口蹄疫の記事をスクラップブックに。
   


Posted by てんとうむし at 00:05Comments(10)畑とうし

2010年08月18日

60度

我が家の牛たちが残してくれた 最後の堆肥。
口蹄疫のウイルスは、温度が上がると死滅するのだそうです。
それで、堆肥はしっかりと発酵させて 60度以上にしなければいけないそうです。

堆肥作り ぼかし肥作りは、ず~っとやっている事なので、自信はあったのですが・・・
今回はなかなかタラーッ
昨日は、てんとうむし夫と息子が 米ぬかを混ぜ込んで切り返しました。


そして今日は 2回目の温度検査に 家畜防疫員の方が来られました。
結果は・・・54度。
あと少しです。

大切な牛たちの 大切な堆肥。 無駄にしないようにと思っています。

帰ってきた息子から私に、こんな可愛いエプロンがメロメロ

いえいえ、これは息子の友達が私にくださったのです。
バラの花に てんとうむしの刺繍クローバー 
世界に一つのエプロンですね!
ありがとうございます。
バラの花に・・・負けませんよ~~~っピカピカ 




  


Posted by てんとうむし at 00:04Comments(6)畑とうし

2010年04月30日

播きなおし

気がつけば4月も末。。。 
春なのにいつまでも寒くて、冷たい雨がたくさん降りました。

低温と長雨で 野菜たちの成育が遅れ、種を播いても 芽の出が悪いです。

4月7日に播いたトウモロコシの 三分の二は、発芽しませんでした。
なので、23日は播きなおしでした。

豆類 イモ類 葉菜類ともに、お天気をみながら播き直したり 播く量を増やしたりしています。

野菜なら「播きなおし」で対応できますが・・・
牛の場合は。

石灰をまいて、真っ白になった我が家の私道。。。
20日に発生した口蹄疫対策のため、防疫協議会からすでに3種類の消毒薬が支給されました。

毎日、口蹄疫のニュースを聞く度に気持ちが沈んでいきます。
ウイルスは風に乗って、かなり遠くに飛ぶそうで。。。
沈静化を、ただただ祈る日々です。

  


Posted by てんとうむし at 01:20Comments(8)畑とうし