› てんとうむしの畑 › 2010年05月15日

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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年05月15日

牛のいる生活 その3

先日、5日ぶりに食料品の買出しに行きました。。。
5日ぶりの外出・・・と言う事です。

ボランティァで行っていた絵本の読み聞かせも、お話会も、通い始めたヨガ教室もすでに中止してたので、本当に久しぶりって気分でした。

けれど、外出すれば自分がウィルスを拾ってくるのでは・・・と、買い物中は常に不安。
ビクビクしながら食料品をかごに入れ、気晴らしにもならず帰ってきました。

朝に夕に、じょうろを振り回してあちこちに酢や竹酢液を撒きながら、噴霧器ぐらいは買おうかと思うのですが、その為にもまた外出の必要があります。

運動場に牛を出したらウィルスにさらされて危険なのか?それとも紫外線にあたって殺菌効果があるのか?

見えない敵に、すっかり疲れてしまいます。


「風が吹くとき」(レイモンド・ブリッグズ作/小林忠夫訳 篠崎書林)

小さな田舎町にすんでいる、すでに定年を迎えた夫婦。静かで穏やかな毎日が、食事中の突然のラジオ放送から変ってしまいます。「これから戦争なので、核シェルターに3日間避難せよ」
そこで夫婦はドアを外して壁に立てかけ、マットレスを敷いてシェルターを作り、ガラス瓶に水を詰め・・・
爆弾が炸裂し、死の灰が降り注ぐ中で夫婦は喧嘩したり励ましあったりしながら、数日を過ごします。
「きっと、助けに来てくれる。政府の言う事に間違いはない!」
最期の時まで政府を信じつつ。。。

じょうろを振り回していると、私のしている事は「お手製核シェルター」ほどに頼りないものかも・・・と心細くなります。
牧草の種をまく頃ですが、その牧草が伸びる頃、我が家の牛たちがここに居てくれるようにと強く強く思います。

  


Posted by てんとうむし at 02:53Comments(16)うし