
2009年08月24日
オオバコの道
農園の一角にある、大きなタブとムクの木の下は、畑の中のお休み処。。。真夏の刺すような陽射しも、この樹の下までは届きません。
私たちが この土地にやって来て以来、もう20年以上も、畑で働く私たちを見守ってくれています。
そんな樹の下の地面には、いつでもオオバコがびっしり。
オオバコは 家から畑へ、畑から樹の下へ・・・人の歩く所に生えているので、まるでオオバコの道のようです。
一年中縄張り争いをしている雑草たちですが、踏まれても 刈り取られても、場所を 他の植物に譲らないタフなオオバコです
でも、私たちが 毎日歩いて 踏み付けないと、たちまち もっと生育の早い もっと背の高い植物に、 おきかわってしまうそうです。
オオバコは、「踏み付けに強い」と言う個性を利用して、他の植物が育ちにくい所で生きている・・・そう考えると、「なんてケナゲな奴なんだ~」 と、雑草を敵視する事が減りました。