› てんとうむしの畑

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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年06月15日

3年目の埋却地

昨日(14日)は、我が家の「みみこ」「ふゆこ」「新太」の命日。殺処分されてから3年です。
夫とふたりで、お墓参りにいってきました。

いつでも静かだった埋却地は・・・

草々、草だらけ。
我が家の牛たちのポイントは・・・?肩まで伸びた草をかき分けあちこちガサガサ。
やっと探し当てた場所まで、草刈機で道をつけました。
お水や庭の花をはこんで・・・

3年経ったねと手を合わせました。

ところで、隣の埋却地は(隣町が管轄)すっかり草が刈ってあり大きな車や機械が見えました

これからこの地は どう変化するのでしょう

  


Posted by てんとうむし at 15:31Comments(6)うし

2013年06月11日

オーガニックマーケット

昨日(9日)は 宮崎市内の「フーデリー 霧島店」さんにて開催された 「オーガニックマーケット」に出店してきました

丁度今は 春野菜と夏野菜の端境期。少し種類も少なめでしたが、採れ始めたインゲン、新じゃがいもをはじめ、春から収穫中の大根 人参などをそろえて参加しました。

先月に初参加してから、ひと月の間に色々と改善点を検討・・・
『そうだ!お買い物に来られたお客様をはじめ一緒に出店されている方がた、お店の皆様にも楽しんでもらえるような感じに・・・』
そう考えると、準備も楽しくなってきました。
寒冷紗に名前のアップリケをしてみました。

前日の夜にようやく完成アセアセ

家にあった大ザルに野菜を入れて

少しはお店らしくなったかと・・・自己評価ですが

当日は雨にもかかわらず たくさんのお客様にきていただき、野菜も完売。感謝です!
いつもの生産者の立場から 販売者の側に立ってみると、気がつくことも有りお客様と近づける良い機会を持てました。
そのすばらしい機会を作ってくださったフーデリーさんにも感謝です!
雨天のために用意して下さったグリーンと白のテントが明るかったですピカピカ  


Posted by てんとうむし at 01:29Comments(4)

2013年04月02日

新しいブラシ

美しい箱を開けると・・・
中には新しい牛のブラシピカピカ



注文していた牛のブラシが、大阪のブラシ店さんから届きました
三つ並んだ鋲もかわいい猪毛ブラシですメロメロ


内側に赤いフェルトの張られた皮には、ブラシ店さんの刻印・・・


since1919・・・今2013年だから~と暗算してオドロキ

先ずは自分の手とか頭にブラシを当ててみる。顔に当てるとさすがにチクチク・・・まあ、牛用なのだから当然ですね。

いま、我が家にはセリや登録検査をひかえた牛が3頭います。ずっと金のギザギザブラシだったのでこれで喜んでもらえそうです。

口蹄疫の時 我が家の牛たちがいなくなり、残ったブラシを見るのが辛くて処分していました。
また牛を飼うときには新調しようと思っていたので、これでまた少しは前に進んだ気分です。

    


Posted by てんとうむし at 23:46Comments(4)うし

2013年02月07日

再び 除角

冷え込んだ夜が明けると、日中は皆そろって 日向ぼっこ


牛たちはのんびりしていますが、私たちには去年の夏からずっと気がかりだった事が・・・

2年前に除角した「はるみ」の角がまた伸びてきて、しかもクルリと内側に曲がって伸びるのでこのままでは自分の頭にあたりそうになってきました。

そこで再び除角タラーッ
そして我が家で育てた「あらた」も一緒に除角します

角を切るのは、寒い時期(ハエがいない時期)
暖かくなると切断した角の切り口にハエが卵を産みつけたりするのだそうですオドロキ
今回の除角は共済組合にお願いしました

我が家に来てすぐに除角した「はるみ」・・・またもや痛い思いをさせるのはあまりに可愛そうですが 仕方ありません。
無理とは思ったけれど 獣医さんに聞いてみました  「麻酔とかしないんですか?」
まあ・・・無理でした。普通しませんから。

2月4日 除角の日です。 わくばを積んで4人で来て頂きました。
軽トラから わくばを降ろす音がガタガタ
ガスバーナーが勢いよくゴーゴーと音をたてています。そしてコテはすでに真っ赤に焼けています。

除角は共済の方と てんとうむし夫に任せて、私は庭や運動場をうろうろして終わるのを待ちました。本当は見ていることが出来なかったのですが・・・
「辛抱してね『はるみ』と『あらた』」

わくばに牛を固定して、角の根元に細いワイヤーをあてて シャツシャツと切断。
血が噴き出すので(見てないけれど、多分) すぐに焼きごてを切り口に当てて止血(見てませんが)
たんぱく質の焦げる臭いがしてきます。
濡れたタオルを頭に当てて冷やします←あっ すみません 訂正です! 濡れたタオルは牛ではなく人間の腕に当てたのでしたガーンコテで危うくやけどをしそうになったのだそうです(訂正おわり・・・)
その間 牛は暴れたいのでしょうが、わくばに入っているので動けません。

共済組合の方たちは慣れた様子でテキパキと作業して帰って行かれました。

牛たちは大丈夫かな 伸びはじめた青草を刈ってきてあげると すぐに食べ始めたので一先ず安心でした。

2度目の除角の「はるみ」


「あらた」

「ふじせら」の角はあまり伸びていません。同じ頃に除角したのに 色々と違うようです。




  


Posted by てんとうむし at 02:01Comments(2)うし

2013年02月04日

春大根の種まき

今年も、春大根の種まきの時期になりました。まだ、冬の大根が畑にあるうちに蒔きます。

まず、穴あきのマルチを張って、その穴に2,3粒ずつ蒔き、その上を穴あきのポリビニールをかぶせて終わりです。と言えば簡単なようですが、なかなか、そう上手くはいきません。
そのひとつが、さあ、ビニールを掛けるか、と言ったとたん急に風が出てきて、煽られてしまいます。
ところが、今回はほとんど風も無く、とんとん拍子に作業が終わりました。good



写真で、トンネルの横に薄赤く見えるのは、防鳥ネットです。ブロッコリーとキャベツのヒヨドリよけです。



この写真の方は、昨年、某テレビ局で「世界一のパテシエ」として紹介された女性で、私(てんとうむし夫)が学生のときに随分お世話になった先生の娘さんです。
長年の努力と厳しい修行の結果なのでしょう。
今週の金曜日、夕方6時30分、MRTラジオ「明日がみえるラジオ」にも出演されます。よかったら、聴いてください。  


Posted by てんとうむし at 23:33Comments(4)

2012年12月10日

映画「不自然な食べ物」

12月8日(土曜日) 宮崎市内の映画館で「不自然な食べ物」を観てきました。

遺伝子組み換えをした種子とその種子によって作られた作物・・・
それらの種子に翻弄された世界各地の農家のドキュメンタリーです。



遺伝子については専門的な部分もありましたが 分かり易く解説されてありました。
従来の人工交配で作った種子とは全く違い、自然界では存在し得ない品種を遺伝子の操作で作り出したものです。
除草剤をかけても枯れない大豆、害虫が食べたら死ぬように遺伝子操作されたトウモロコシ。
海外では農家にとっては、手間要らずで大量に作れると謳われ広められてゆきましたが・・・実際はそのように単純ではない、深くて暗いものが潜んでいると言う内容でした。

その深くて暗いものは気づかないうちに身近にあったのが、ショックでした。

実は、てんとうむし夫は大学で「分子遺伝学」を専攻していたので、遺伝子組み換えの作物についてはかねてから疑問を持っていたようです。

今から20年程前 『遺伝子の話』という20ページ程の冊子を書いて、「宮崎なっぱの会」の方たちに読んでいただきました。
わかりやすいように、「おじさん」と甥っ子の「たかしくん」の問答形式で話を進めました。
(たかしくん、名前借りてたのを今まで言わなくてごめんなさいアセアセ



ワープロもパソコンもまだ普及していない頃だったので、手書きです。夫の字があまりに下手なので、私がずいぶん代筆しました。

その頃から危ぶまれていた問題点がより一層深刻になっていると感じた映画でした。






  


Posted by てんとうむし at 01:57Comments(3)プライベート

2012年11月27日

オーガニックフェスティバル

11月25日(日曜日)宮崎市のフーデリィ赤江店で 第1回目のオーガニックフェスティバルが開催されました。
前日から野菜を収穫して、袋詰め等して準備。
初めてのイベントなので、どのくらい準備してよいのか・・・余ったらどうしよう・・・と不安でしたが、旬の人参 じゃがいも 京いも 他にも色々準備しました。
ラベルを貼って、ちょっとお洒落な袋で

軽トラに積み込んで出発

私てんとうむし妻は、地区の行事などで、留守番。フェスティバルの様子は てんとうむし夫に報告してもらいます。(以下 夫の記事)

会場では、野菜の生産者の他に、加工品やオーガニックカフェ 木工品のお店など、たくさんの出店です。私も所定の場所で野菜の並べ替えなどして、準備完了です。



ステージでは小学生や中学生によるブラスバンド 県内で活動をされてる方々の演奏などがあり、たくさんのお客さんがこられました。

ひとりで店番をしていると、友人たちが手伝いに来てくれて、野菜の陳列などアドバイス。「呼び込み」もしてもらって、おかげで売り上げUPです。(遠くから来てくれてありがとう)

試食に用意した スティック人参も好評で 我が農園の自慢の人参は早くも完売ですチョキ
店じまいした後からも 「美味しい人参があると聞いたので・・・」とたずねて来られたお客さんもいらっしゃいました。(今回きていただいた たくさんのお客様にも感謝です!)

オーガニックで繋がる多くの方々と出会えて 大変意義の有る一日でした。


  


Posted by てんとうむし at 00:01Comments(0)

2012年11月22日

秋の野菜

はやとうり

私の思い違いかもしれませんが、今年のはやとうりの収穫時期は、例年より遅かったような気がします。
いつもなら、9月の終わり頃には採れていたのに、今年は10月下旬からの収穫でした。
それでも、たくさん採れました。糠漬けや味噌漬けにもってこいの野菜ですが、ほかには、短冊に切ってカレー粉で炒めると美味しいそうです。

メキシコに行った友人が、そこで同じものを見たそうです。そちら経由で、鹿児島にはいったのでしょうか。
我が家では、数年前から種用の瓜を畑のまわりに植えていたのですが、なかなか上手くいかず、やっと近年できるようになりました。
いったん根付いてしまえば、次の年から同じ株から芽が出てくるので 随分有り難い野菜です。食料不足のときは、きっと、重宝がられることでしょう。  


Posted by てんとうむし at 16:32Comments(4)

2012年09月16日

「泉太郎」です

6日に産まれた「ふじせら」の子。とても元気な男の子です。


手術後の経過も良さそうだったので、翌日(7日)は 町内で催された大好きな泉谷しげるさんのコンサートに夫や娘と行って来ましたハート

高校を卒業して間も無い頃、泉谷さんのレコードを買って以来、落ち込んだときも ノッテル時も とにかく聴いて歌って過していました。
あの一見過激に見える泉谷さんの・・・でも本当は優しく暖かく そっと控えめに寄り添っていてくれそうな・・・泉谷しげるさんの詩が大好きでした。
でも テレビか映画の世界の人。。。と思っていたら前から3列目、上手側メロメロ
近かったです~
当日は手拍子 足拍子 ジャンプ もっとジャンプで 思いっきり楽しんできました。
帰りに買ったCDにサインをして頂き 握手までしてもらいました。
「思い続けていれば 叶う」・・・これホントだわ~ と心の中でつぶやきました。

昔のレコード 『'80のバラッド』 や『都会のランナー』にもサインもらえば良かったな~とちょっと欲張りな後悔をしながら帰りました。

そこで難産にもかかわらず元気に生まれた「ふじせら」の子に 泉谷さんの一字を頂き(無断ですが)
「泉太郎」と名づけました。

手術疲れで母乳の出が悪そうなので粉ミルク(牛用)との混合栄養です



運動場デビューしました  


Posted by てんとうむし at 17:26Comments(4)うし

2012年09月15日

「ふじせら」の手術 「つきこ」の競り その2

「ふじせら」の開腹手術。すっかり夜も明けて 後は縫合ですが、立つ事が出来ません。
こんな時、牛を立たせる器具があります。牛の腰部(骨盤)をじわりと挟む器具です。
牛小屋の梁に 滑車のついたロープ(チェーン)を掛け その器具をつなぎます。
痛くないように腰部に当て布をして じわりと挟み からからと吊り上げて立たせます。

うしが立てない状況は滅多に無いのですが、今が その器具の出番・・・

しかし、それは他所にに貸し出し中らしく、ここには無いアセアセ
私は 知り合いの獣医さんのお家まで器具(チェーンブロック)を借りにひとっ走り。

そこへ いつもお世話になっているTさんが牛を運搬するためのトラックに乗ってやって来ました。
この日は「つきこ」の競りの日です。Tさんに運搬を予てからお願いしていました。

「あらた」を育成牛として家に残したので 口蹄疫以来 初めての競り出場です。

競りが近づくと夫は「つきこ」を毎日繫いでブラッシング。ピカピカとまでは行きませんが、サッパリ程度に磨きました。
児湯牛と書かれた黄色い「おもて」も用意してあります。

でも今は 取り込み中ガーン

最高にピンチで忙しい瞬間でした・・・けれど こんな時でも 皆で必死で動いていたら何とかなりました。

気が付けば 「ふじせら」の縫合は応援の獣医さんも来て無事終わり 子牛は元気にミルクを飲み 
「つきこ」は夫と競り市場に 息子は仕事に行きました。

私ひとり残って、運動場と牛小屋に散乱した 色々な物を洗ったり片付けたりしました。

それから「つきこ」の出場に間に合うように市場に行きました。
市場は人と牛でいっぱい・・・


友人、知人の畜産農家さんと挨拶したり話したりするうち 昨夜からの緊張がだんだんと解れていった気がします。

食欲も出てきた「ふじせら」 



 



  


Posted by てんとうむし at 02:14Comments(2)うし

2012年09月14日

「ふじせら」の手術 「つきこ」の競り

トマトが案外良く出来た事や ナス、ピーマンが不作だった事など ご報告する間も無く もう秋の気配もみじ
久しぶりの投稿です

9月7日はふじせらの出産予定日。 先月末から夜の見回りをしていました。
9月5日の夜9時頃・・・なんとなくぼんやりしている(ように見える)ふじせら・・・

「近いかな」

12時 尻尾を上げるのを確認

「あと2時間ぐらいで産まれるかな たぶん」

牛小屋にイスと蚊取り線香を持ってきて待ちました
1時間経っても 2時間経っても、いきみ続けるふじせら・・・
よほど痛いのか 後ろ足でカツカツと床を蹴っています

午前2時前 庭に駐めた軽トラで寝ている夫を起こす

「なんか 変よ~」 「う~ん どうかなー」 「先生 呼ぼうか?」

途中で覗きに来た息子は「このくらいで獣医さん呼ぶの?」(俺なら呼ばん という意味か)と言って寝てしまいました

こんな時間に獣医さんを呼んだら悪いな。。。

午前3時 絶対「異常」と思い 獣医さんに電話・・・夫も私も 牛小屋から暗い農道の方に何度も目をやり車の明かりがやって来るのを今か今かと待ちました

3時半 先生到着! 共済の女性の獣医さんです。状況を説明するとすぐに診察 

「子宮捻転です。 転がしましょう」

驚きすぎてボーっとなりましたが息子を起こして戦力を確保

牛を転がす。。。話には聞いていましたが 本当にあの大きな親牛を ごろんと転がすのです
運動場に投光機 10メーターのロープ 2メーターのロープ・・・胸と腰に廻したロープを引いて寝かせたら 前脚後ろ足を縛り 先生の指導でごろんと1回。

捻転は治らず その後も2回 3回 4回。 苦しそうなふじせら もう立てなくなって 目を見開いて舌を出しています。

「手術します」 先生は手術の道具を取りに帰られました

その間 自分が何をしたか ぼんやりしていたかも・・・

先生が戻られてから 毛を剃ったり 消毒したり (本当に手術が始まるんだなー)

いつの間にか 息子は先生のアシスタントになってテキパキと準備をはじめていました 
近くの牧場で研修中なのが 今役に立っています

手術は局部麻酔で 牛を立たせたまま行いました(苦しいのでしょう それでも立っています がんばって ふじせら)
私はお湯汲みと懐中電灯担当
息子は 先生と同じ手術着(?)を着て第一助手 夫は第二助手・・・といったところです

ふじせらの左横腹にメスが入りました。 私はだんだん見ていることが出来なくなり間も無く懐中電灯係りをリタイヤ。 もう祈るだけです

先生は 捻転の状況を説明しながら 順調に手術を進めて行きました。時には息子と雑談したりして頼もしいと思いました。開いたお腹に手を入れて ねじれた子宮を戻すのはかなりの力わざ。。。
子宮の上から中の胎児を触ると歯や背骨や前脚などが判るそうです。息子も先生と同じように手を入れて胎児を(子宮を)回転させました 胎児でも20~30キロなので相当な力が必要です

捻転が治った! その途端 ふじせらが寝てしまいました。竹で作った間に合わせの「わくば」など役に立たなかったようです。すると圧がかかって胃や腸が身体の外に出てしまいました。乾燥しないようにきれいなビニールで内臓を覆いました。

私はますますボーっとなりましたが、先生と二人の助手は「あ~あ」と言いながらも落ち着いていました。
内臓が出たままですが 出産です。息子が取り上げました。なんと生きていました!
誰もがダメだと思ってたので、皆で「生きているー」と口々にいいました。



次は胃と腸を綺麗に洗って元のところに・・・
多量のぬるま湯を台所からバケツで運びました。ガス湯沸かし器って便利・・・しみじみ思います
縫合が終わる頃はもう夜が明けて照明もいらなくなりました

(色々なものが散乱している牛小屋)

次々に起こるアクシデントに全く動じず 常に最善の方法を取ってくださった獣医さんは本当に頼もしかったです。

『こんな若い娘を死なせるわけにはいかないからね』手術中に先生が言った独り言が今も心に残っています


手術直後のふじせら








    


Posted by てんとうむし at 03:20Comments(4)うし

2012年05月02日

ひばりの子

その後、ひばりの巣を覗いて見ると、なんと卵が雛になっていました。
体中がボアボアの毛で覆われた雛です。
雛は気配をけしていて、目が慣れるまで探せませんでした。

これは昨日(5月1日)の写真です。
その前の日は一日中雨でしたが、どうやって過したのでしょう。

親鳥が巣のあたりから飛び立っているのを見かけました。
そういえば、ひばりは何をたべるのか?キョロキョロ
家の畑には、いろんな虫がいるはずですが・・・(自慢にはなりませんね)赤面
今日も雨が降りました。ひばりのためにも人間のためにも早く青空が見たいですね。  


Posted by てんとうむし at 23:17Comments(2)

2012年04月23日

ひばり

畑の春便りにもうひとつ、ひばりの事が加わりました。

今朝、畑を見回っていたら突然、小鳥が足元から飛び立っていきました。
さては、と思って下を見ると案の定ひばりの巣があり、卵が四つありました。

案の定、というのは毎年のことだからです。その時はそのままにしといて、午後、てんとうむし妻と二人でそっと覗いてみると

左の隅にわずかに見分けられる状態ですが、必死に卵を抱いているひばりが写っています。
なんとひばりまでの距離はわずか1メートルほどでしょうか。
命がけで子を守っているのがわかります。

ひばりの子が育つまで 近くでの仕事はお預けです。
(今日は久しぶりに てんとうむし夫が記事をかきました)

スナックエンドウの収穫も始まっています
  


Posted by てんとうむし at 22:30Comments(4)

2012年04月04日

月にむら雲

花に風・・・
我が家の庭の 満開の桜の木が

倒れてしまいました。

朝のうちは 雨と雷
その後の強風と・・・今日は(3日)大荒れの天気でした

「外に出るのは危険だね」 「仕事にもならないしね」と話していても
畑の野菜たちや、育苗ハウスの夏野菜の苗たちが心配です。

強風の中、てんとうむし夫が 育苗ハウスの見回りに出て行くと
丁度ぴったりのタイミングで、ハウス横の桜の木が倒れ 夫の肩と頭の上に。。。

こんな事ってあるのですね~
誰でも当たるコンビニのくじさえも当たらず 気の毒に思われた店員さんから
景品を頂くこともあったのに・・・
あたって欲しくないものは・・・当るんですねガーン

ハウスはビニールが破れそうになったので、急遽苗を倉庫に避難させました。
明日の朝の畑の見回りが 怖いです。

車が通れないので 夫が枝を片付けました


桜、また植えようかな・・・
  


Posted by てんとうむし at 02:13Comments(6)

2012年03月26日

29万の雫

24日(土曜日) いよいよ「29万の雫」の公演の日です。

劇団『一演』のS君、Aさん、一人娘のAちゃんが我が家に取材にやってきたのは、去年の5月24日。
2010年春、口蹄疫が発生した時、私たち夫婦はどのように過し 何を考えていたのか・・・録音テープを前に改まってインタビューされるのも、ちょっと妙な気分でした。(かつて私は『一演』のメンバーだった)

私たち夫婦がインタビュー第一号との事。インタビューの練習にでもなれば、それでいいだろうと思ったので、緊張感ゼロでした。
あとで、今しゃべった事を一言一句違えずに原稿におこし 自分たちで演じると聞いて「しまった!」と思いました。(ほぼ雑談ばかりでしたね~)

あれから10ヶ月。
役者さんたちは、畜産農家、スナックを経営されている方 獣医さん 建設業者 国会議員 JA職員 僧侶など様々な方に 県内だけでなく 鹿児島や東京まで出かけて取材を重ねたそうです。

今回の公演では、私たちのインタビューは取り上げられなかったのでなんだかホッとしてしまいました。

ごご7時開演。

この公演を企画中に逝ってしまった彼は 客席に座るだろうか、舞台に立っているだろうか?

インタビューを受けた方たちが 役者さんによって舞台に現れました。
何を思い どう行動したのか・・・
目に見えない ちっぽけなウィルスによって翻弄された私たち。そして28万8649頭の命。

「口蹄疫が発生した」それだけの事実に たくさんの人たちのそれぞれの真実が重なり、「国のため」と言う魔法の言葉によって、何やらとてつもない生き物が産まれてしまうのでしょう。

公演を観た後、今もまだ収束していない原発事故や 両親が体験した戦争と どこか似ているようだと思いながら帰りました。




  


Posted by てんとうむし at 02:19Comments(4)プライベート

2012年01月31日

春の準備

一月も今日で終わり。早いものです。
我が家の冬野菜・・・今回は不作でした。去年の秋の長雨と日照不足の影響か、生育が遅れたり サイズが一回りも二回りも小さかったり、何より収量が落ち込みました。
そして一昨年の口蹄疫で3頭の牛を失った為 いつもの自家製の堆肥が少ししか作れなかったのも痛かったです。
口蹄疫の影響がまだまだ残っているとは。。。

それでも春はやって来ます。日差しが眩しく、暖かくなりました。
昨日(30日は春大根の種まきをしました。
マルチに播種・・・今日はポリのトンネルを張りました。




えんどう類も春を待っていますハート

 
  


Posted by てんとうむし at 23:47Comments(5)

2011年12月25日

クリスマス!

ここ数日の冷え込みに やっと冬がきたって感じです。
そして 今夜はクリスマス!

我が家には一足早く こんな素敵なクリスマスカードを頂きました・・・


白いツリーとトナカイは、今夜のように冷え込んだ夜にピッタリですね月
今年もありがとうございます! (牛たちはげんきですよ~)

畑は凍って 雑草も白く化粧をしたようです


こんな朝は、手作りの「ロケットストーブ」(作ってくださったのはご近所さん)

夫は毎朝 これで温まりながら仕事を始めます

すると夫の友人からクリスマスのプレゼント

ダッチオーブンです


美味しい焼き芋ができました

アウトドア上級者の友人は・・・

おいし~いパンを焼いています。

たくさんの友人 知人のお陰で 暖か~いクリスマス&年末を迎えることが出来ました
今年も皆様に感謝です!






  


Posted by てんとうむし at 01:55Comments(6)プライベート

2011年11月27日

「つきこ」です

ブログは更新が大切!!!   なのですが、しばし休止状態ですみませんでしたアセアセ

11月5日に産まれた「はるみ」の子は「つきこ」と名前をつけました。
農業を始めて30年ちかく・・・毎日 天気予報のハレとアメのマークにばかり気を取られていましたが、『月の恵み』も忘れないようにと。。。

もう、小さなおもても付いています


生後5日目に やや便が軟く白っぽくなり、すぐ獣医さんに診てもらいました。
白痢ではなく 消化酵素のバランスか、運動場で土や壁など色々な物を舐めたか・・・とのこと。

まだ5日目なのに、かなりの力持ち・・・夫と私の二人がかりで薬をのませる時に、さっそくおもてが役にたちましたgood

便は 二日目にはすっかり元に戻って安心しました。毎日元気に「あらた」と遊んでいます。


「あらた」も色違いのおもてを付けました。

お互いの部屋を自由に行き来して、2頭そろって「ふじせら」のお乳を飲んだり、「はるみ」のお乳を飲んだり・・・親牛たちは、気が付かないのか、おおらかなのか?
まあ、仲の良いのは いいことですね。

ところで、更新をサボって毎晩、夜なべ仕事してました・・・
孫の七五三の着物の 肩上げと腰上げに挑戦!
和裁士だった母を当てにしていましたが、高齢のため断念。
全く素人の私が やってみることにしました。
何度かやり直して、ようやく完成です(母にちゃんと習っておくべきだった!)


ピンクの被布は 以前に母が縫ったものです。

少し遅れた七五三のお参りに間に合いましたチョキ


  


Posted by てんとうむし at 23:16Comments(7)うし

2011年11月08日

産まれました part2

「はるみ」の出産。
夜の見回りを始めて13日目・・・予定日を1週間ほど過ぎた5日(土)に女の子が産まれました。


土曜日は一日中雨でした。夕方の餌やりの時 初めはいつもの様にもりもり餌を食んでいた「はるみ」でしたが、6時になったら急に食べるのをやめて、じ~っとしています。
尻尾を少し持ち上げるようなそぶりです。
『いよいよか・・・?』

てんとうむし夫は、どうしても外せない用事があって、午後から留守。
息子は 夕方から遊びに行って留守。
二人とも「まだ産まれんじゃろ~」と言って出かけてゆきました。

『ふんっ こんな時にフンッ
『できるなら 「ふじせら」みたいにテレビを見ている間に産まれて欲しいな~』

家事をしながら 末娘とふたりで「はるみ」の様子をみていました。
夜の10時。何度いきんでも まだ何も出てこない・・・
かなり苦しいのか、後ろ足を小刻みに動かしていました。

もう少し待ってみようと 家へ戻ったら、牛小屋にいた娘が「はるみが倒れた」と呼んでいます。
ばったり倒れて 大きな音がしたそうです。
「はるみ」は大きく目を見開いて、四本の脚をつっぱったまま動きません。

私の少しばかりの経験では、「倒れ込むように寝た牛」と「産んだ後で数十秒間倒れた牛」は見たことがありますが、こんな事は初めてです。

獣医さんに電話をかけていると、再び娘が「何か出てきたよー」

「はるみ」は倒れたままいきんで、第1期の赤い袋と 第2期の白い袋を次々に出し、胎児の前足が少しづつ見えてきました。
娘はずっと「がんばれ~」と励ましています。
軽く子牛の前足を引っ張ると、無事産まれ出てきました万歳
10時半 無事出産。ホッとしているところへ 夫と息子が次々に帰ってきました。

母子ともに疲れたのか、初乳を飲ませるのに時間がかかるので、夫と息子が牛の部屋に入って親牛のお乳を飲ませていました。
息子も牛の捕まえ方やつなぎ方が手馴れてきたようです。
  


Posted by てんとうむし at 02:11Comments(4)うし

2011年10月23日

ふるさと祭り

3日前にほうれん草などの種まきをしましたが・・・昨日の雨の激しかったこと。
我が家の畑は水はけは問題ないのですが、これほど雨に叩かれては、また蒔き直さなくてはいけません
稲刈り後の田んぼを見ると、まるで今から田植えでもするかのように、水が溜まっていました。


しかし今日(22日)は朝からすっきりと晴れ、心地良い秋風も吹いて、「おまつり日和」となりました。



今日の祭りでは、町内の畜産農家は 去年に引き続き『焼肉の格安販売』をすることになりました。
私も9時から、販売のお手伝いにいきました。
先ずは畜魂碑に全員でお参り。
それから畜産農家の皆さんや、役場、農協の畜産関係の方たちと一緒に、お肉を焼いて、パックに詰めて・・・

『格安』でも、お肉は『高級』『美味』ピカピカ
お客さんは一時行列ができるほどたくさん来て下さって、お昼までに600パック程が完売しました。

売り上げは全額「東日本大震災義捐金」に寄付するそうです。

会場の一角では、震災の被害を受けた市や町の写真も展示されていました。
被災地に応援に行かれた職員の方から写真の説明をうけていると、身体がゾクゾクする感覚を覚えました。
メッセージを書くコーナーがありましたが、もう 言葉がみつかりませんでした。。。

長崎で被爆したお義父さんが、重い口をひらいて8月9日のことを語った後に「実際にそこにおった者じゃないと 分からんわ」と言ったなあ・・・この6ヶ月 今は亡き義父さんの言葉が頭から離れません。


新しく出来た野外ステージでは、コーラスやダンスや太鼓の演奏やら、見所満載のプログラムでした。
(今年はじっくり見る時間がなくて残念です)
夕方には帰ったので、前川清さんのショーと 花火を見てなくて、これも残念です。

最後まで楽しむためには、もうひと頑張り 必要でした。



  


Posted by てんとうむし at 00:35Comments(4)プライベート